海外出張経験者が持ち物と持ち方を最適化してみた[23日目]

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この記事はShiftallのプロジェクトに関わるメンバーが日替わりでブログを更新していくアドベントカレンダー企画の23日目です。その他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。

アドベントカレンダー2018
https://blog.shiftall.net/ja/archives/tag/adventcalendar2018/

はじめに

こんにちは、伊藤です。海外出張が多い職種なのですが、今年はあまり行かなかったなと思って数えてみたら、20回以上行ってました(プライベート含む)。

長期出張は少ないのですが、出張の回数が多いことや、出張自体が急に決まることもしばしばで、普段持ち歩いているリュックには常に海外出張グッズが入ってます。持ち物を出し入れしたりバッグを変えたりすると忘れ物をしてしまうことが多いですし、そもそも入れ替えが面倒なので、ここ2-3年でこのスタイルになりました。

今では持ち物が最適化されてきたのですが、ここにたどり着くにはかなりの経験をしました。パスポート以外のものはほとんど一度は紛失してます(戻ってくることもある)。財布やクレジットカードも。そういえば海外キャッシングしようとしたら、クレジットカードがATMに吸い込まれる事件も何度かありましたね(戻ってこない)。

また、海外出張だと移動時間や空港などでの待ち時間が多くなるので、その時間を快適かつ効率的に使うグッズも常に持ち歩いています。

ということで、下記のポイントをもとに数年かけて最適化された私の持ち物が、今後の海外出張者の参考になればと思い、まとめてみます。今回は持ち物だけではなく、どう持つかという持ち方についてもお話しします。

持ち物と持ち方を最適化するためのポイント

  • 移動や待ち時間も含めた海外出張を快適にする
  • 紛失の機会を減らす
  • 紛失時の被害を最小化する
  • トラブルを予想する
  • それでも予想できない状況にできる限り対応する

ACアダプターなどを入れるケース

これが一番最適化されてますかね。昔はモバイルチャージャーも入れてましたが、充電した際にバス放置してしまったことがあり、そのあとはケースを分けてホテル以外では基本リュックから出さないような分類にしました。ケースも以前は黒でしたが目立つように色を変えました。

コンセント変換アダプターは必須です。あと、短い延長コードも海外では役に立ちます。とくにアメリカの壁コンセントの穴がゆるゆるなので、ACアダプターを直接挿すと自分の重さで落下するので、この延長コードを使います。また、先日導入したこちらのACアダプターはこのサイズで60Wです。日本では使えませんが、海外で充電できる時間が限られているときに役立ちます。

アメニティを入れるケース

Airbnbに泊まることもありますし、アメリカのホテルはアメニティが充実してないことも多いので、一通り持ってます。スリッパ、マスク、歯ブラシ、シャンプーあたりは必須です。使い勝手はあまり良くないんですが、シャンプー用のボトルはこちらがおすすめです。このタイプこのタイプはいつか漏れるので微妙です。以前にカバンの中がシャンプーまみれになったことがあります。

ヘッドフォン

ソニーのワイヤレスヘッドフォンのMDR-1000Xです。日本では使ってなくて、飛行機内専用です。ヘッドフォン自体の遮音性も高いのですが、ノイキャン性能もいいので、フライト中も快適です。無音だけどつけていることも多いです。マイクも付いているので、空港ラウンジで電話会議するってなっても対応可能。

最近、最新モデルが発売されてノイキャン性能とかバッテリーライフがアップしてるらしいですが、個人的にこの初代モデルに不満はないくらいの性能と完成度です。買い替える理由があるとすれば、充電端子がmicro USBからType-Cになったくらいでしょうか。

飛行機内でリュックから出すケース


機内でリュックから出すのはこのケース、ヘッドフォン、iPadです。シートポケットにいろんなものを入れすぎると座席の足元が狭くなるので。

快適なフライトのために、靴下とマスクを入れてます。私は長時間マスクをつけると耳が痛くなってしまうので、いろいろ試した結果これに落ちつきました。洗って再利用できるのもポイントです。

ヘッドフォンを有線でも使えるようにケーブルとコネクタも常に持参してます。

あとはSIMカード。現地についたらすぐに稼動できるように、機内でSIMカードも入れ替えます。あと、以前は違うケースに入れてたこともあるんですが、落として全滅させた経験があるのでこのケースに移動させました。機内に忘れた場合は航空会社経由で基本は戻ってきますので(経験あり)。

パスポートケースと財布

財布は紛失経験があるので目立つものに変えて海外専用にしました。海外専用のクレジットカードと海外用の交通カードしか入れてないのですが、いまのところ不便はないです。

パスポートは一緒に提示することが多い空港ラウンジカードや航空会社のステータスカードと同じ分類です。財布を落としてこれらのカードも紛失したことがあるので、落とした時の被害を最小限にするためのアイデアです。

最後に


領収書を入れるケース、雨具的なもの、中国の入出国カード、日本の税関申告カードなどいろいろ入れてます。なかでもぜひともおすすめしたいのがボトルオープナーです。海外のビールは圧倒的にビンが多く、コンビニやスーパーでビール買ってホテルで飲もうとしたらボトルオープナーがなかったという事態が避けられます。

ハードウェア業界の方は年明けにCESに行かれるかもしれません。ネバダ州のおいしいビールSieera Nevadaはビンの方がよく見かけます。買ったけど飲めないってことにならないように、ぜひともボトルオープナーの導入をおすすめします。わたしもCESに行きますので、現地で困った方はご連絡ください。

みなさん、CESがんばりましょう!